瑠璃でもなく、玻璃でもなく。
唯川恵のエッセーが面白かったので、
今回は小説を読んでみました
平たく言えば不倫の話です。
読みやすいので、1日2日ですぐ読み終わりますのでオススメです
ストーリーは
「欲しいものは確かなもの。確かな約束、確かな未来、形の見える幸せ。…美月・26歳。
忙しい仕事の逃げ場として結婚に行き着いたのに、今は結婚の逃げ場が仕事になっている。…英利子・34歳。ひとりの男性を挟んで交錯する、ふたりの人生のゆくえ。 」
言わずもがな・・
美月26歳が不倫相手で、英利子34歳が奥様です。
26歳って同じ年齢やないか〜い!!
何か自分もそんな年齢になったのか・・と思ってしまいました。
この話はきっと自分の描いている結婚観とか、
独身、既婚、子持ち、不倫経験者・・
立場によってラストの捉え方や、
この本への評価が分かれるような気がします
私は特に誰に感情移入することもなくフラットに読めました
読み始めはいわゆる不倫の小説ですが・・
私は結構ラストにビックリでした
こういうパターンもあるんかーみたいな
気になる方は読んでみて下さい
何より、本の一番最初に書いてある文章が秀逸です・・
”恋愛は不安との戦いであり、結婚は不満との戦いである”