冷静と情熱のあいだ
今までの恋愛小説の中で1番好きで、初めて号泣した小説。
15歳、16歳のときに読みました。
とても衝撃的だった。
ある友達に「いい本ない?」と聞かれ、
この小説をオススメしました。
そして、ふと今の自分がこの本を読んだらどんな風に感じるのだろう。。
と思い
10年ぶりに読み返してみることにしました。読んだことのある小説を読み返す、初めて。
当時と同じようにrosso→bleuの順番で。
10年前はハードカバーで、重くて長いと思ってた。
今は単行本化され、とってもスッキリ。
あんなに時間をかけて読んでたのに、今では数日で読み切れる。
あんなに衝撃的だったのに、ナゼかほとんど内容を覚えていなかった。
でも、やっぱりラストシーンだけは覚えてました。
当時はrossoはキライだったんだけど、今はそうでもなくて結構スキになれました。
でも読んで感じたのは、やっぱり私の根本的な恋愛観は当時から変わってないんだなということ。
そして、当時はラストシーンがそれぞれ違うと思ってたんだけど、そうではなくて視点が違うだけだったと気づき、
何よりも「冷静と情熱のあいだ」の意味がわかった。
でもやっぱりrosso→bleuの順番で読む自分が自分のような気がします。
運命を信じる人、
忘れられない人がいるという方には読んでもらいたい小説です