卒乳について。
随分と遡って記事を書いている当ブログですが笑
今回はリアルタイムのお話をさせて頂きます。
先日無事卒乳しました。
卒乳プロセスについて書いておきたいと思います。
8月で1才半になった息子。
生後3ヶ月頃から完全母乳で育ててきました。
生後6ヶ月から始めた離乳食。
食後はいつも授乳をしていました。
離乳食が始まってからも回数あまり変わらず授乳をしていたので普通の子より多いくらいかなと思います。
そんな彼が1才にちょうどなった頃から自然とお昼はおっぱいを飲まなくなりました。
それからは寝かしつけの授乳と夜中の添い乳のみ。
夜間は1、2回くらい。
うーんって感じで言い出したらそのままあげる感じで起きることもなく吸って満足して寝るって感じ。
私自身も起きなくていいし泣かれるのがいやでいつもその前に授乳する感じだったので
楽だったしやめ時がよくわからず。
夜も自然に飲まなくなるかなーと思い、
特に何才でやめようとは思っていませんでした。
ですが、
8月後半になって急に夜中に1回たまに2回だった授乳が
2、3回になってしかもちょっとぐずる。
私は寝ているのでそんなに気にはならないけどでもなんかずっと続くと疲れる。
やっぱり夜間授乳のせいでクセづいてるなーと思い、
そろそろ朝まで寝たいしやめようかなと。
でもなかなか日にちが決められないので気が向いたときにしよう!と思っていました。
そんなときに現れたチャンス!!
いつもベッドに連れていったらおっぱいーてな感じで言ってた息子が今日は言わないではないか。
気晴らしに絵本読んでみるとそのままゴロゴロタイムに突入。
わ、今日はチャンスかも!と思いそのまま寝かせてみることに。(と言っても横で私がたぬき寝入りするだけ笑)
そのまま寝てくれたのでやったー!と思い夜中もあげずに断乳することにしました。
夜中12:30くらいにうーんと言い出して、なかなかおっぱいもらえないものだから泣き出す。
それでももらえないから泣き声も本格的になり、ついに暴れ出した!
ここが本当に辛いところで、抱っこしてもいや。
何をしても泣き続ける。
今まで見たこともないくらい泣いていました。
可哀相で可哀相で。。
ここまでして断乳する意味あるのか?と思いもうあげよっかなとも考えましたが。
10分頑張ったんだからこのまま!
20分頑張ったんだからこのまま!の気持ちでそのまま続行。
すると30分くらい泣き続けた彼はリビングへ一人で泣きじゃくりながら行きました。
(この時点で1:00過ぎとかかな)
私も追いかけて抱っこ。
そこで初めて「おっぱいバイバイしようと思ってるよ」と告げました。
すると、めちゃくちゃ泣いていたのにピタッと止まって話を聞いてくれました。
ちゃんと理解してくれるとはまさか思ってもみなかったので驚いたのですが、
私がもっと彼を信じてあげて最初から教えてあげれば心の準備が出来たのかなと思うと申し訳ない気持ちに。
それからは抱っこしながら「もうおっぱいとバイバイだからおっぱい飲んでた頃の思い出のお話しよっか」と言って
大丸の授乳室へよく行ったね。とか
歯が生えてからおっぱい飲むとき噛んで痛くてママ泣いてたね。とか
ダナン行った時にも海でケープしておっぱい飲んだね、気持ちいい気候だったね。とか
色んな思い出話をしました。
私自身が泣けてきてえーんってなったんですが。
息子は静かに聞いてくれてそれからは少しリビングで遊んで笑ったりもしてくれました。
泣き方も少し変わって、
ベッドに帰ってからも泣いていましたが、うまく寝付けず泣いている感じで明らかに話す前と後では違いました。
そして寝たのが3:30頃。
その後1回だけかな?起きて泣いていたけどすぐ寝た気がします。
断乳2日目の夜:
その日は日中も「昨日はバイバイして偉かったね」とちゃんと話しました。
夜寝るときも「バイバイしたもんね」というとおっぱいを欲しがらずに絵本を読んでゴロゴロ。
寝付けずに泣いていましたが、初日とは違う泣き方でわかっているんだなと思いました。
自分なりに頑張っているんだなと思うと1歳半で偉いなあと感動でした。
寝るのも時間がかかりましたがどうにか寝てくれて、
夜中は2、3回起きて泣いていました。
これも眠れず泣いている様子で、お茶をあげたりもしましたが、20分ほど泣いていたと思います。
頑張ってるねと声をかけながら。
なんとか起き上がることはなく毎回泣きながらも寝ていきました。
断乳3日目:
この日は行くか悩んでいた助産院へ連絡をしてみました。
友人の話で卒乳の際にマッサージをしてもらっておくとまた次のときに母乳の出がいいということを聞いていたのと、
私自身おっぱいも張ってきていたので自分でやるには限界があるなあと思い、
助産師さんのお話も聞いてみたかったので意を決して電話をかけてみました。
すると今日来れそうだったら来て下さいとのことでした。
息子と一緒に伺い、マッサージの間はおもちゃや絵本で待っていてもらいました。
左右で1時間弱。その間は出産や母乳、子育ての話を助産師さんとしました。
とても人柄の素敵な方で、
卒乳についても「何才でやめるべきとかは基本的になくて、お母さんがやめようと思ったときでいいよ」とおっしゃって下さいました。
実際助産院に来る方はお子さんが1才前の方から3才4才、小学生という方もいらっしゃるとおっしゃっていました。
私自身もいつまでというのはないと思っていて、お母さんと子供さんの納得のいくときにやめたらいいと思います。
助産師さんに「おっぱい飲みたいって泣いていたのにやめて可哀想じゃないかなって心配です」と言うと、
「子供は3日で忘れるから大丈夫だよ。」とおっしゃっていました。
「心配しているのはお母さんだけで、子供は前しか見てないからね。後ろを振り返るのはいつもお母さんだけだよ」と。
それを聞いてとても気持ちが落ち着いたというか、
不安がなくなってこのまま卒乳頑張ろう!と思えました。
卒乳に限らず何にでも通じるものがあると思うので、
この言葉は今後子育てをしていく上で大切にしたいと思います。
そしてマッサージの間おとなしく待っていてくれた息子。
右が終わって息子を見るとえーんと来たので「まだ終わりじゃないから待っててね」というとまた遊びだして、
今度左が終わるとまたえーんと私に抱っこをせがんできたので
きっと彼なりに頑張って待っていてくれたんだと思います。
それを思うと本当に成長したなと思ったし、頑張っているのは私1人じゃなくて
息子も一緒に頑張ってくれていると改めて感じました。
助産師さんに「0才のときは授乳のことや子育てのことは大きい悩みじゃなくても常にわからないことだらけでよく悩んだり心配していました。」とお話すると、
「でもお母さんこんないい子に育ってるやん。ちゃんとママのこと頑張って待ってくれていたじゃない」とおっしゃって下さり、
胸が熱くなりました。
私はただただ愛情をいーっぱい与えて育てる!というそれだけを大切にやってきたつもりなので、
そんな風に言って頂けて本当に嬉しかったです。
マッサージの後は張りも全くなくなりスーッとしました。
あと一回2週間後に行って終了の予定です。
マッサージだけでなくて、私にとってとっても意味のある時間となりました。
親身になって下さる助産師さんに出会えて本当によかったです。
その日の夜は絵本を読んでゴロゴロして泣かずに寝付きました。
そしてついに!
夜中一度も起きることなく朝まで寝てくれました。
夜中一度うーんみたいな感じはありましたが、
そのまままた寝ていきました。
私の方が夜中目が覚めてしまいました笑
翌日からもずっと今の所は朝まで寝てくれています。
おっぱいも欲しがることなく夜も寝てくれるので卒乳を無事にできてホッとしました。
長くなりましたが、以上が私の卒乳ストーリーです。
たった3日(2日といってもいいかな)のことでしたが、
色んな気持ちになった3日間でした。
寂しい気持ちは今はもうないので卒乳するにあって私と同じような不安を持っていらっしゃる方にも大丈夫!とお伝えしたいです。
「卒乳をする1週間ほど前からいついつにおっぱいバイバイだよ。と教えてあげるとちゃんと理解してくれてすんなりいくパターンが多い」
「夏冬は気温の関係で寝つきも浅いのでできれば春秋にするのが良い」
のだそうです。
私はどちらも実行できなかったけど笑
無事卒乳できてよかった!