読書レビュー
最近読んだ本たち。
・東野圭吾 「虚ろな十字架」
内容:
娘を殺されたら、あなたは犯人に何を望みますか。
別れた妻が殺された。
もし、あのとき離婚していなければ、私はまた、遺族になるところだった──。
東野圭吾にしか書けない圧倒的な密度と、予想もつかない展開。
私たちはまた、答えの出ない問いに立ち尽くす。
・
昔から東野圭吾作品大好きで久しぶりに読んだ作品。
ミステリーとしてはそんな驚く展開でもなかったし、読みやすいけどまあまあかな?
ちなみに、、個人的には
ミステリーではないけど、もうすぐ映画化される「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は驚きのしかけもあるし、泣けるしいい話なのでオススメです!!
・伊岡瞬 「代償」
内容:
平凡な家庭の小学生・圭輔は、ある事故をきっかけに遠縁の同級生・達也と暮らすことになり、一転、不幸な境遇に陥る。寿人という友人を得て苦境を脱し、長じて弁護士となった圭輔に、収監された達也から弁護依頼が舞い込んだ“私は無実の罪で逮捕されました。どうか、お願いです。かつての友情に免じて、私の弁護をしていただけないでしょうか”。裁判を弄ぶ達也、追いつめられた圭輔。事件を調べ始めた寿人は、証言の意外な綻びを見つけ、巧妙に仕組まれた罠をときほどいてゆくが―。『教室に雨は降らない』の気鋭による、クライムサスペンス!
・
これは本屋さんで帯とポップを見て買った本で、一気読みしました。
ミステリーっていうかサスペンスって感じ。
展開も早いし面白かったです。
とにかく登場人物がどうしようもないクズ野郎っていうのがまたイライラさせるけどそれも含め面白かったかな。一気読みしたい人におすすめ!
川村元気「四月になれば彼女は」
内容:
4月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。そのとき僕は結婚を決めていた。愛しているのかわからない人と―。天空の鏡・ウユニ塩湖で書かれたそれには、恋の瑞々しいはじまりとともに、二人が付き合っていた頃の記憶が綴られていた。ある事件をきっかけに別れてしまった彼女は、なぜ今になって手紙を書いてきたのか。時を同じくして、1年後に結婚をひかえている婚約者、彼女の妹、職場の同僚の恋模様にも、劇的な変化がおとずれる。愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願う。けれどなぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去っていってしまうのか―。失った恋に翻弄される、12カ月がはじまる。
・
最近ミステリー漬けだったので恋愛小説が読みたくて本屋さんでポップとあらすじを見て選びました。君の膵臓を食べたいと迷ったけど、基本的に映像化される前のが好きで(登場人物を役者さんでイメージしてしまうのがいやで)
こっちにしました。
ミステリーばっかり読んでたせいか笑
描写が綺麗で季節を感じることのできる爽やかな滑り出し。愛について語ってるけどそんな複雑な感じも難しい内容でもなく簡単で読みやすいです。
私はラストにかけてイメージしてた展開と違ったのでちょっと、、この先はネタバレになるのでやめときます。
でもラストで救われる人もいるかな。
結構ありがちでストレートな内容かなーという印象でした。